当初はSteamでの配信を予定していましたが、突如Epic games store専売へと変更され、出資者への当初の説明とは異なる形となってしまったシェンムー3がようやく返金対応することとなったようです。
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gigazineの記事:「シェンムー3」がEpic Gamesストア独占配信となったためSteamユーザーの不満が爆発、ついに出資金の返金に対応することに

「シェンムー3」がEpic Gamesストア独占配信となったためSteamユーザーの不満が爆発、ついに出資金の返金に対応することに

セガのドリームキャスト向けに1999年にリリースされた「シェンムー 一章 横須賀 」は、オープンワールドの元祖とも呼ばれるゲーム。多額の開発費を投入して製作されたものの、セガがゲームハード事業から撤退したこともあり、2001年に発売されたシェンムーII以降はシリーズ未完のままとなっていました。

これまでの経緯を含め、まとめると

  1. 未完結であったシェンムーの最新作、シェンムー3が2015年に発表されクラウドファンディングで 出資者を募る。
    このとき、機種はPS4、PC版はSteamで発売されることが予定されていた。

  2. 目標200万ドルに対して633万ドルの出資金が集まり、クラウドファンディングは大成功。
    ファミ通の記事:『シェンムー3』のクラウドファンディングが終了。ビデオゲーム部門の記録更新となる約7.8億円を集める

  3. 2019年6月11日にE3(米国で行われた世界最大のゲームショー)においてシェンムー3の最新映像が公開され、PC版はSteamではなくEpic games storeでのみ販売されることが突然発表される。

  4. クラウドファンディング時の出資者への説明と異なる結果(SteamからEpic games storeへ変更)となったため、Epic games storeでの専売発表直後から出資者は返金を求めたが、開発会社や販売会社は返金に応じない態度を見せる。

  5. 2019年7月、開発会社、販売会社およびEpic games storeは返金に応じると発表。(返金にかかる費用はすべてEpic games Storeが支払う)

問題点(1)

SteamからEpic games storeへ出資者の同意やそれに至る経緯の説明なく開発者側の都合で変更したため、出資者は返金を求めたが、開発者側はこれを拒んだようです。
本来の問題点はEpic games store専売それ自体ではなく、SteamからEpic games store専売への変更です。
最初からEpic games store専売と決まっていれば、それを納得しつつも出資していたか、もしくは出資しないことを選択できていました。

問題点(2)

販売されるストアがただ変更されたぐらいでなぜこんなに騒がれるのかという点ですが、Epic gamesの運営方針に同意できず、利用したくないと思っているユーザーが少なからず存在するからです。

Epic games storeが嫌われている理由

  • ストアごとにランチャーと呼ばれるストアに接続したりゲームソフトを管理するソフトを入れなければならないので、すでにSteamを利用しているユーザーは他の多くのランチャーソフトをPCに入れたくない。

  • Epic games store自体が最近登場したストアであるため、ゲーム数が非常に少ない。コミュニティ機能なども一切存在せず、非常に使いづらい。カテゴリ別に表示させることすらできない。このため、ユーザーはEpic games storeに対して利用するメリットや魅力を感じない。

  • 過去にEpic games のランチャーがSteamランチャー等によってPC内に作成・保存されていたデータを無断で収集していた。(Steamユーザーの情報を盗み取っていた。)
    gamesparkの記事:「Epic Games Launcher」Steamユーザー情報収集問題についてValveが調査を開始

  • Steamで発売される予定のゲームが突如Epic games store専売となった例が他にもある。
    gamesparkの記事:PC版『メトロ エクソダス』はEpic Gamesストア時限独占に─他ストアで予約済のプレイヤーには対応を予定
    ※今回のようなクラウドファンディングではないです。またSteamでの予約済みのユーザーはそのままSteamで購入できたようです。

  • Stemaに対抗するためにカネを積んでゲームの販売権を独占すること(steamで発売予定だったものを横から奪い取る行為)はユーザーの選択の自由を奪う行為としてあまり好ましくない、もっと別の方法で努力してSteamに対抗するべき

Epic games storeはどのように専売・時限独占の権利を手に入れているのか?

(時限独占:最初は独占販売だが、一定期間後には独占販売が解除され他のストアでも発売される)

Steamユーザーの怒り

時限独占、専売それ自体は確かにSteamユーザーは嫌いでしょう。
しかし嫌いであってもここまでおそらく怒りはしないはずです。
単なるEpic Games store時限独占、専売に対してではなく、もともとSteamで発売される予定だったゲームをEpic Gamesが横から奪い取るという行為に対して反発しているようです。

管理人の意見

そもそもシェンムー3のクラウドファンディングが始まったときはEpic gamesストアは存在してなかったっぽいですね。
Epic games運営の別のストアが存在していたかもしれませんが、仮にその場合でも手数料は安くなく、アンリアルエンジンの使用料値引きもなかったと思います。
新しい手数料の安いEpic Games storeが登場したら、そこに変更するという選択は間違っているとは言いにくいですね。

しかしながら出資金を受け取って元々Steamで販売予定だったものを取りやめるという行為は正しくないですね。
クラウドファンディングはリスクが存在し、当初の予定が実行されないということはありますが、だからといって当初の予定を実行しなくていいということではありません。
何らかの理由で当初の予定を実行できなくなったのならばそれを説明すべきだったのですが、それがなされないままいきなりEpic Games store専売発表というのは理解できませんね。
責めるべきはシェンムー3の開発・販売会社なのか、Epic Gamesなのか、ということについてですが、開発・販売会社は当然ですが、Epic Gamesが意図的にSteamに対抗して自ら時限独占をするために動いていたとしたらEpic Gamesもろとも責められても当然かなと思います。

しかしながら返金対応がようやく開始されたので、この件に関してはこれ以上責める理由はもうないかなとも思いますね。

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マイ

管理人さんは出資したの?
シェンムーシリーズやったことあるの?

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管理人

出資していないしやったこともありません!!!
購入予定すらありません!!

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マイ

えっ?

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管理人

え?