一部の業者ですが極限までコストを抑えた低価格筐体をオンラインクレーンゲーム専用に開発する事で、初期投資を抑えているようです。
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日本の場合

日本のオンラインクレーンゲームで使用されるクレーンゲーム機は実際にゲームセンターなどで使用された中古品を改造しているものがほとんどです。
オンラインクレーンゲーム専用に開発された機種やゲームセンター向けの新品機種を改造したものが使われることは殆どありません。

中国の場合

アルミフレームと呼ばれるアルミの構造材とパネルで作られています。
アルミフレームは汎用性があり、産業用の構造物の作成に多く使用されています。
アルミフレームもクレーンゲーム機用に設計製造された特注品ではなく、規格品の大量生産品を使用していますので安いです。

精度や品質、構造などはわかりませんが、中国ではアルミフレームの価格は日本のものより非常に安いです。
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オンラインクレーンゲームようなので、全面のガラス扉やカギなども不要ですし、無駄な装飾も要りません。
(写真に写っているものにはありませんが、カメラに映る所だけちゃんと装飾され、ライトも取り付けられます。)
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・実際の運用(動画)

もう一つコストを抑えられているポイントは中国ではクレーンゲーム機を設置したい業者はメーカーから直接ゲーム機を購入します。
基本、クレーンゲーム機以外のアーケードゲーム機においては完成品を購入しますが、クレーンゲーム機の場合はハコとそれ以外(基盤、駆動パーツなど)を別々のメーカーから購入して組み合わせて1つのゲーム機を完成させることができます。
(これは日本のクレーンゲーム機とは設計が全く異なるので可能となります。)
(もちろん完成品を購入することもできます。)

また、写真のオンラインクレーンゲーム機向けのアルミフレーム筐体を製造しているのは元々アルミフレームの製造会社です。
アルミフレームの製造会社が直接販売しています。
駆動パーツ、基板、オンラインクレーンゲームの通信機器などは別の製造業者から購入して取り付けて運用します。

これをもし日本で行うとゲーム機製造業者がアルミフレーム筐体、駆動パーツなどを様々なメーカーから取り寄せて1つのクレーンゲーム機を完成させて、さらに販売代理店を通してゲームセンターに販売します。
組み立てを外注すると更にコストが掛かります。
中国は余計な業者を一切通さないため、安くクレーンゲーム機を導入できます。

中国は今クレーンゲームブームでゲームセンター用のクレーンゲーム機の需要が非常に高く、一方日本においては中古機が市場に十分あるという違いがあります。
また、日本のクレーンゲーム機のアームユニットは機種ごとの専用設計ですが、中国は汎用ユニットがありますので、日本では中古品を改造したほうが安くなります。

非常に合理的で良いアイデアだと思います。
日本ではちょっと難しそうですが、さすが中国といったところでしょうか。