今日の日本のクレーンゲーム機の元祖はセガ「スキルディガ」やタイトーの「クラウン」といわれています。
これらはオリジナルではなく、海外のクレーンゲーム機をコピーしたものでした。
(画像はクラウンとスキルディガ)

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基となったクレーンゲーム機はアメリカの Como Industries 社の「HOLLY CRANE」のようです。
製造は1947年頃からです。

・1950年発行の雑誌「Billboard」に掲載された広告
1950ビルボード - コピー

・広告・パンフレットの画像
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ダウンロード

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・ホーリークレーンの実機の画像
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https://www.arcade-museum.com/game_detail.php?game_id=18520
https://pennymachines.co.uk/Forum/viewtopic.php?f=10&t=6282
https://www.arcade-history.com/?n=hollycrane&page=detail&id=12863

・スキルディガの画像
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ネットで情報を探していると1930年代に手動式のクレーンゲーム機が登場していたとありますが、海外の「ERIE DIGGER」というクレーンゲーム機のシリーズのコピー品でホーリークレーンやスキルディガとは全く異なります。
1970年代にイタリアからジャガークレーンが輸入されたのをきっかけに日本メーカー各社がクレーンゲーム機(スキルディガやクラウン、スタークレーンなど)を開発、販売したようですが、ジャガークレーンの形状はどのようなものだったんでしょうか?
ジャガークレーンを真似てスキルディガを作ったというような情報はありませんのでわかりませんがジャガークレーンはブームを作るきっかけに過ぎず、スキルディガなど70年代の日本のクレーンゲーム機の設計、デザインには何ら影響を及ぼしていない可能性もあります。
また、アメリカのコインマシンの歴史の研究科の Freddy Bailey 氏はアメリカで販売されたスキルディガのもととなったのはホーリークレーンであると分析しています。
(特定の機種名ではなく、このタイプのクレーンゲーム機を「ジャガークレーン」とよんでいた可能性もあります。)

ホーリークレーンのコピー品がジャガークレーンで、それをコピーしたのかもしれませんが、ホーリークレーンがスキルディガの設計開発に影響を与えたことは間違いないかなと思います。