UFOキャッチャーシリーズが登場する以前のクレーンゲーム機の紹介です。
クレーンゲーム機の歴史やセガ以外の製品も紹介します。
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・クレーンゲームの歴史
1964年頃、イタリア製の「ジャガークレーン」が輸入されそれをきっかけにクレーンゲームブームが起こり、国内メーカーがこぞってクレーンゲームを開発、販売しました。
1965年にはタイトーから発売されている記録が残っているほか、同年にはサミーの前身である「株式会社さとみ」もクレーンゲーム機市場に参入しており、1960年代には既に複数のメーカーによる市場が形成されていた。そして、1970年の大阪万博では古河パビリオンで「コンピュータ・ハンド・ゲーム」という大型のクレーンゲーム機が出展された。また、手動でハンドルを回すタイプのクレーンゲームは、1930年代にはすでに登場していた(景品はお菓子)。

1980年代後半からぬいぐるみ等が景品となり、アーケードゲームが衰退気味となったことから、テレビゲームにかわるアーケードゲームを探していた業界がこれに着目。商品の値段が安ければ風営法に接触しない事もあって、現在の様なクレーンゲームに成長して行った。

食用のエビを入れたサブマリンキャッチャーや、ペット用のカメが景品になったことがある。

海老については、衛生上の観点からクレーンゲーム機本体に「生で食べないで下さい」と注意書きが貼られていた。

2000年代以降はPCやスマートフォンで遠隔操作するオンラインクレーンゲームが登場した。プレイヤーは獲得した商品を宅配にて配送してもらうシステムであり、2017年現在では約20社が参入している。主要アーケードゲームメーカー系では、タイトーが2017年秋を目途に、セガ・インタラクティブのグループ会社であるセガ エンタテインメントが2017年12月にそれぞれ参入することを発表している。

1店舗当たりのクレーンゲーム設置台数の世界一として、2012年、埼玉県行田市にあるエブリディ行田店(約350台)がギネス世界記録に認定されている。

https://ja.wikipedia.org/?curid=888211
wikipediaより(2018/7/31)
・UFOキャッチャーの販売と成功
セガは1965年、筐体を上から覗きながらクレーンを操作して景品を獲得する「スキルディガ」でクレーンゲーム市場に参入。その際の景品はカプセルに入れられた菓子などが使用されていた。

その後、クレーンゲーム機はビデオゲームに押されて衰退の一途を辿った。そんな中セガは、新たなクレーンゲーム機の開発に着手。1985年にUFOキャッチャーの初代機が発売された。当時の景品の上限価格は200円で、その値で用意できる専用の景品が無く、カプセルトイ等が使用されていた。そのため、当初はあまり人気がなかった。

ぬいぐるみが景品に使用されるようになったのは、当時の重役が海外出張の際、検品漏れの物が露店にて格安で売られているのに目を付け、大量に買い付けてきて直営店に卸したのが始まりと言われる。

それ以前のクレーンゲーム機と違い目線の高さに景品が陳列される事もあり、人目を引くようになり、徐々に定着していった。例えばこの時期、ホビーパソコン雑誌に攻略記事が載る[4]などしている。該当記事には筐体の写真等は掲載されておらず、タイトル・記事内容とも機種名が誤記されているものの、そのくらいのあやふやな情報でも、ゲームセンターの客層には理解できる程度には一般化していた事が伺える。

90年代に入るとアンパンマン等の有名キャラクターを用いた専用景品が数々投入され、大ヒットした。アミューズメント施設の他にもデパートの屋上や高速道路のサービスエリアなどにも設置されるようになり、新機種の開発にはオペレーター(店舗運営者)の意見を取り入れた。

以降、セガ以外の同業他社も同様のマシンで追随。景品も上限価格が300円→500円→800円と上昇し多様化した。また、一般的な娯楽商品だけでなく食べ物や生活用品が用意されるなど、陳列される景品は多様化。以降、アミューズメント施設の定番ゲーム機として定着している。

https://ja.wikipedia.org/?curid=315601
wikipediaより(2018/7/31)
・1965年に登場した「スキルディガ」
現在の縦長の筐体ではなく、真上や横から覗くことができる小さな箱型のゲーム機でした。
アームは2本ではなく3本。
当時から現在に至るまで海外では3本アームのクレーンゲーム機が主流となっています。
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・タイトー「クラウン602」(1965年)とスキルディガ
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・タイトー「クラウン603」(1966年)

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・クラウンクレーン(海外、1978年)のカタログ
(日本で発売されたクラウンシリーズのどの機種にあたるのかは不明)
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・さとみ工業(sammy)「スタークレーン」(1970年)
製造元のホープは軽自動車を製造していた会社で、後にアミューズメント用遊技機事業に参入し、ナムコの「ワニワニパニック」などの製造を手がけていた会社です。
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・ユーエス産業「サブマリンキャッチャー」(参考)
2000年頃に発売され、景品がぬいぐるみやお菓子でなく、活きたエビやカニ、ホタテなど新鮮な魚介類という新感覚ゲーム
サブマリンキャッチャー


・コンピュータ・ハンド・ゲーム(参考)

2018/8/2追記:
イタリア製のジャガークレーンがどういったものなのか調べても資料が全く出てきません。
形状がわからないので、ジャガークレーンはブームを作っただけなのか、さらにその形状を真似てつくられたのがスキルディガなのかがわかりません。
しかし、アメリカでスキルディガと同じ小さな箱型のクレーンゲーム機が1940年代にすでに販売されていたようです。
海外のサイトだと、スキルディガの基礎となったのはそのクレーンゲームだと書かれていました。
このへんはまた今度記事にします。

参考
http://www.jamma.or.jp/history/pdf/history_1960_01.pdf
jamma公式サイトより(2018/7/31)